「飲酒ガイドライン」& おしゃべりサロンのご案内
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2月27日(火)10時~12時
おしゃべりサロン開催します!
詳細はこの記事の最後をご覧ください
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あまとうです!
おしゃべりサロンでは、アルコール依存症についての時事情報などをこれまでの参加者さんにお送りすることがあります。
先日、いつも参加してくださる方から、産経新聞のこの記事 ↓ を教えてもらいました。
安くてアルコール度数の高い「ストロング系」
アルコール依存症の怖さを知っている私としては、ストロング系の存在はひたすら「恐怖」です。
記事によると、アサヒとサッポロは既にストロング系は1商品のみに減少とのこと。
この厚生労働省のガイドライン公表を機に、他2社はどう動くのか?
いち早く販売をゼロにする企業が現れるのか?
注目しています。
さて、この記事にもある「ガイドライン」とは、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(厚生労働省、2月19日公表)のことです。
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001211974.pdf
ようやく出ましたか
というのが私の感想です。
17ページもありますが、8ページ以降は参考文献リストで、本文を読むのにそれほど時間はかかりませんので、ご興味がある方はのぞいてみてください。
内容はそれまでも言われていたことですが、政府がまとめたことに意義があると思っています。
私が初めて知った点は
P7「表2 海外のガイドラインに記載のある飲酒量(純アルコール量)」
日本では「生活習慣病のリスクを高める量」として
1日当たりの純アルコール摂取量を男性 40g以上、女性 20g以上としています。
7をかけて「1週間当たり」にすると男性280g以上、女性140g以上。
「リスクを高める量」ですので、この量未満に抑えましょうということです。
表2にある10か国のうち、日本の量(男性40g未満、女性20g未満)より多い(基準が緩い)国はなく、韓国とロシアの女性の量が同量です。
表には注意書きがあります。
「海外のガイドラインに記載のある飲酒量は、適度となる飲酒やリスクが低いとされる飲酒量等、各国ごとにその位置づけが異なるものであるため、単純に比較することはできません」と。
単純比較はできないにしても、日本の基準が緩いことはわかります。
ちなみに、
純アルコール量=量(mL)×度数%/100×0.8
で計算します。
ストロング系(9%、500mL)だと、500mL×0.09×0.8=36g
男性だと1本ちょっとで40gに、女性は1本飲むと既に20gをオーバーしちゃいます。
ビールロング缶(5%、500mL)だと20g。
男性(基準40g)は2本、女性(基準20g)は1本で達します。
*最近のアルコール飲料には、純アルコール量が表示されているようです
もし夫にこういう話をしたら、間違いなく不機嫌になります。
わかります、その気持ち。
私は、ストロング系は疑問ですが、お酒そのものを目の敵にしているのではありません。
お酒は、リラックスできたり、人との関係を円滑にしたりするし、暮らしを豊かにすることもある、に賛成です。
問題は「程度」なんだよ。
そして怖いのは、飲んでいるうちに耐性ができ、同じ量では満足できなくなる(酔えなくなる)こと。
「OKな程度」をいつの間にか超えてしまい、そのうち自分でコントロールできない状態になりうること。
わかってもらえるでしょうか?
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おしゃべりサロンのご案内
【日時】
2月27日(火)10時ー12時
申し込み不要
託児は事前にご連絡ください。
連絡先は「お問合せ」ページより。
【会場】
稲毛区ボランティアセンター ボランティア活動室1
稲毛保健福祉センター3階
(千葉県千葉市稲毛区穴川4-12-4)
http://www.chiba-shakyo.jp/inage/inage-access/
*駐車場有
・JR総武線稲毛駅より京成バス「山王町」行き乗車「稲毛区役所」下車徒歩2分
・千葉都市モノレール「穴川駅」下車徒歩7分
【参加費】100円
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