「家族の底付き」 第38回開催報告

あまとうです!

9月12日のおしゃべりサロンの実施報告です(参加者7名)。


今回のテーマは「家族に伝えたいこと」。

9月2日の土曜日おしゃべりサロンに来てくださったASK認定依存症予防教育アドバイザーさん(依存症者本人、断酒4年目)が、サロン終了後に改めて私たち家族に伝えたいことをまとめて、モリモリに託してくださいました。


「家族に伝えたいこと」

1. 自分のためのCRAFT

2. 家族の底付き

3. 家族の治療


一つ目の「自分のためのCRAFT」については、2日の開催報告で書いたとおりです。

「家族の底付き

アルコール依存症者の底付きは、身体的/社会的/人間関係的に「もうダメだ」という状況になること。そこでやっと酒を手放すと言われています(手放せないこともある)。

一方、「家族の底付き」は「アルコール依存症者のためにできることはもうない、と思う(わかる)」ことだと。

この結果、依存症者本人を手放せる。


もういいや

どうでもいいや

知らないわ

・・・

不思議なことに、依存症者を手放すことで本人が回復につながることもあるのです。


「家族の治療」

家族は、依存症者に振り回されて疲弊し、傷ついている。

だから自分の治療をして欲しいと。

それは自助会で自分の感じていることを言葉にすること。

自分の感情にラベリングする(悲しい、つらかった、傷ついた・・・)こと。


私たちのおしゃべりサロンも自助会の一つですし、断酒会にも家族だけの会があります。


参加者からは、1と3は出来ているけれど、2の「家族の底付き」には至っていない、といった声が上がりました。


「家族の底付き」は難しいと感じます。

ずっと出来ないこともありそうです。

これにについての私が体験は、別途書きたいと思います。


依存症者本人がこんなに家族のことをわかってくれてるんだ・・

わたしは、これを聞き救われたような気持ちになりました。

参加した皆さんも同じ気持ちだったと思います。


次回のおしゃべりサロンは

9月26日(火)10時から12時
稲毛区ボランティアセンター

です

お待ちしております!

(詳細は下記↓)


**********

【日時】
9月26日(火)10時ー12時

申し込み不要

託児あり:事前にご一報いただけるとありがたいです。

連絡先は「お問合せ」ページより。


【会場】

稲毛区ボランティアセンター ボランティア活動室1

稲毛保健福祉センター3階

(千葉県千葉市稲毛区穴川4-12-4)

http://www.chiba-shakyo.jp/inage/inage-access/      

*駐車場有

・JR総武線稲毛駅より京成バス「山王町」行き乗車「稲毛区役所」下車徒歩2分

・千葉都市モノレール「穴川駅」下車徒歩7分


【参加費】100円

あるあるCall

おしゃべりサロン ~家族のお酒のことで困っている方のために~ 「もしかしてアルコール依存症?」 家族のお酒の飲み方で困ったり、心配したり、悩んだりしていませんか? 「うちもそうだよ」「私はこうしているよ」とみんなでおしゃべりする中で何かヒントが見つかるかもしれません 気軽におしゃべりサロンにお出かけください!

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