自分のためのCRAFT 第37回開催報告

あまとうです!


一昨日、土曜日おしゃべりサロンを開催しました。

参加者は11名(主催者、スタッフ含む)。

今回初めて参加してくださった2名の方は、このブログやツイッターを見てくださった方。

お越しいただき、ありがとうございました。


各参加者の状況を話す分かち合いに続き、

モリモリから依存症者に対する対応について基本的な点を説明しました。


今回の目玉は、ASK認定依存症予防教育アドバイザー(依存症者、断酒継続中)の参加です。

QA方式とし、事前に募った質問も含め多くの質問に答えていただきました。


依存症本人の体験や経験に基づいたコメントは説得力があるのと同時に、

アドバイザーさんの語彙が豊富で表現力も高いので、理解が増しました。

参加者が得たものは大きかったと思います。


最も印象に残ったのは、CRAFTについてのアドバイザーさんの話です、

CRAFTは「依存症者の家族のための対応テクニック」をまとめたもので、

・「私」を主語にする

・肯定的な表現

・簡潔、具体的に

・思いやりのある言葉がけ

など


アドバイザーさんはCRAFTについて

「依存症者を客観的に見て、距離をとることができる」

「自衛の手段」

「自分のためにして欲しい」

とおっしゃったのです。


私達(家族)は、CRAFTは治療に向かわせるための手段であり、

本人がお酒をやめたいと思った時に言い出せる関係づくりのために有効

だと捉えていたので、目から鱗が落ちました。


アンケート用紙にも同様の事が書かれていたものがありましたので、みなさん同じ思いを抱いたのだと思います。


それと、私がうれしかったのは、

アドバイザーさんが「自分のためのCRAFT」について

「家族は自分をないがしろにしているから」と言ったことです。


依存症者本人からこのような言葉を聞いたのは初めてです。

家族の状況をこのように見ることが出来るまで回復しているのですね。


また機会がありましたら、アドバイザーさんを招いたサロンを開催したいと思います。


次回のおしゃべりサロンは

9月12日(火)10時-12時
稲毛区ボランティアセンター

です








あるあるCall

おしゃべりサロン ~家族のお酒のことで困っている方のために~ 「もしかしてアルコール依存症?」 家族のお酒の飲み方で困ったり、心配したり、悩んだりしていませんか? 「うちもそうだよ」「私はこうしているよ」とみんなでおしゃべりする中で何かヒントが見つかるかもしれません 気軽におしゃべりサロンにお出かけください!

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