長期離脱もある
モリモリです♪
息子がアルコール依存症で入院したのは2年7カ月前。
私には何の予備知識もなかったので
「入院はワンクール3ヶ月」
という言葉に衝撃を受けました。
3ヶ月!?
しかもワンクールって一体!?
3ヶ月の入院のうち
解毒や離脱(禁断症状)が2週間くらい。
その後はアルコール依存症について学び
これまでの酒害や酒への考え方を振り返る。
そして断酒の必要性を認識し
断酒の決意を固める。
アルコール依存症の入院は長いようだけど
断酒するには短い教育入院なのです。
これまで何十年も飲み続けてきた人が
わずか3ヶ月で断酒できるほど
アルコール依存症は甘くありません。
退院後3ヶ月もすれば半数の人はスリップ(再飲酒)してしまう世界なのです。
1年後も断酒が継続しているのはわずか25%です。
誰も教えてくれなかったけど
それって長期離脱のせいじゃない?
退院後の息子は特に理由もなく
1ヶ月おきにメンタルを崩していました。
しかも2ヶ月間くらい!
調子がいい時の方が短いのです。
アルコール依存症は治らないと言われたので
この状態が一生続くのか、、、、と当時は絶望的な気持ちでしたが
波は段々緩やかになり3回くらいで収まりました。
後になってこれが長期離脱だったのではないかと気付きました。
「長期離脱」
退院後に長期離脱が来ることを本人も家族も知っていたら
やみくもに不安になったり失望したりすることもなく
辛い時期を乗り切る勇気が湧くような気がします。
おそらく入院にこぎつけるまで家族は大変だったことでしょう。
やっと入院したのですからそれを無駄にするのはもったいなさ過ぎる!
本人に対する複雑な感情はいったん横に置いといて
断酒が軌道に乗るようなサポートができるといいなぁと思います。
複雑な感情を発散できるおしゃべりサロン
次回は
2月28日(火)10時から12時
稲毛区ボランティアセンター
です
3月4日(土)13時-16時
@花見川区ボランティアセンター
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