飲酒者のキラリと光る発言に希望を感じる
モリモリです♪
前回のおしゃべりサロンでは
病院につながったという嬉しい報告と
再飲酒が発覚したという残念な報告がありました。
2つの報告は対照的でしたが
どちらにも飲酒者のキラリと光る発言があり
私はそこに断酒への希望を感じました。
病院につながったケースでは
家族は飲酒者の行動に反応することや
酒を捨てること、監視することをやめました。
すると飲酒者が
「酒をやめる気はないけど
君の気が済むのなら病院にいってもいい」
とキラリと光ったのです。
アルコール依存症は家族よりも仕事よりも健康よりも
何よりもお酒を優先します。
「君の気が済むのなら」
「君が嫌がるから」
は家族や今の生活を大事にしたい気持ちの表れ。
良好な関係を保っている、または保ちたいからでしょう。
これは高齢飲酒者にとって
断酒への大きなモチベーションになるはずです。
一方、再飲酒したケースでは
再飲酒や発覚までの経緯はさておき
家族が冷静にその場を離れようとした時に
再飲酒者は「なんで僕はこうなのかなぁ」
とキラリと光ったのです。
アルコール依存症は病気と言われていますが
私にはずっと違和感がありました。
アルコール依存症は症状であって
その症状を引き起こす原因がある、と考える方が納得できます。
再飲酒者は「なんで僕はこうなのかなぁ」と困っています。
その答えは「アルコール依存症だから」ではないはずです。
私たち家族が再飲酒者の本音を聞き流さず
本当の原因と向き合うサポートをすることで
再飲酒者は今度こそ断酒を受け入れることが出来るかもしれません。
嬉しいも残念もみんなで分け合うおしゃべりサロン
次回は
2月14日(火)10時から12時
稲毛区ボランティアセンター
です
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