聞く技術 第15回開催報告

あまとうです!


快晴のお天気の中、本日おしゃべりサロンを開催しました。

参加者は計8名(主催者2名、受付・託児スタッフ2名含む)

ご参加いただました皆さん、ありがとうございました。


本日のモリモリの話は「聞く技術」


CRAFTで自分の気持ち(病院に行って欲しい等)を依存症者に伝える、その前に「聞く技術」を身につけようというものです。


その内容は

① 受け止める

② 尋ねる

③ よく聞く


まず、相手(依存症者)の言ったことをそのまま「そうなんだね」と受け止める。

許可や同意、評価、判断などはしない!


次に、それについて尋ねる。

「どうしてそう思うの?」

「それはこういうこと?」

・・・


そして、さらに聞く、相手の言うことをよく聞く

というものです。


たとえば

「酒、飲みてー」と言ったら

「もう飲まないって言ったじゃない!」「ダメに決まってんじゃん!」と言いたいのをグッと堪えて、

「そーなんだ、飲みたいんだ」とまず受け取る。


次に「何で飲みたいのー?」と聞く(あくまでもやさしく)。


「会社でミスっちゃってさ」

「飲まないと不安なんだよ」

・・・・

と答えるかもしれません。


そうしたら、その答えに対してさらに聞いてみる

「どうしてミスっちゃったの?」

「何が不安なの?」

・・・


大事なのは

・自分の経験を脇におく

・自分の価値基準を脇におく

・助言したがる癖を意識する

だそうです。


「ミスなんて大したことない」

「私はそんなことでは不安にならない」

これはNGということですね。


質問を繰り返すことで、相手の頭も整理されるだろうし、カッカしていた気持ちが落ち着くかもしれません。


ここからは私の解釈です↓

これは「酒、飲みてーな」のような言葉に対してだけではなく、行動に対しても当てはまるかもしれません。


既に飲んじゃっている相手に対して

まずはそれを受け止める。

心の中で(飲んじゃってるね)と受け止める。


「何で飲んでるのー?」(可愛く)

「別にー。暇だし」

「暇だと飲みたくなっちゃうのはどうしてだと思うー?」

「他にすることがないからじゃねーの」

・・・


この会話が「他にすること、ホントにないのか?」「こんなことでいいのか、俺?」と考えるきっかけになるのでは?

というのは期待しすぎでしょうか?


今日のおしゃべりサロンでは、

飲んでばかりで素面の時がもはやない場合は?

という問いがありました。


確かにそうですね。

ただ、受け入れずに反論したり、意見を言ったりしないことで、ヒートアップする展開にはならないですみそうです。


酔っていたとしても

受け入れてもらったことと

問いかけられたこと(なぜ飲むの?なにが苦しいの?どうしてそう思うの?・・・)

が、頭の片隅に残り何かよい影響をもたらすことを期待せざるを得ません。


取り留めのない開催報告となってしまいました。

あしからず。


次回のおしゃべりサロンは

11月22日(火)10時から
@稲毛区ボランティアセンター

です。




あるあるCall

おしゃべりサロン ~家族のお酒のことで困っている方のために~ 「もしかしてアルコール依存症?」 家族のお酒の飲み方で困ったり、心配したり、悩んだりしていませんか? 「うちもそうだよ」「私はこうしているよ」とみんなでおしゃべりする中で何かヒントが見つかるかもしれません 気軽におしゃべりサロンにお出かけください!

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