酒乱の父 老人ホームに(後編)
モリモリです♪
「酒乱の父 老人ホームに」後編!
前編は↓
ホームに入ったら自然に回復?
そんなバカな!
…その通り。
そんなバカな!です。
入所直後から父は毎日怒ったりわめいたり訳の分からないこと言い募ったり。
介護業界で言うところの「不穏」です。
父からは毎日何十回も怒鳴り声の電話がかかってくるし
小まめに面会に行っても不機嫌だし。
ホームにも大変なご苦労をおかけしてしまいました。
ただ幸いなことに、当時はオープンしたてで入所者が少なく
とても手厚く介護していただけたのです。
そして父は多くの職員に囲まれて徐々に落ち着いていきました。
今から思えばあれは断酒による離脱だったのでしょう。
私は父をアル中だと思っていましたが
「老人ホームでは飲めないから良かった」程度の認識しかありませんでした。
アルコール依存症について全く知識がなかったのです。
父も苦しかったでしょうが、不思議と「酒が飲みたい」と騒ぐことはありませんでした。
だから誰もアルコールの離脱だと思わなかったのかもしれません。
親の介護とお酒に悩む人にも来てほしいおしゃべりサロン
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