借金を肩代わりした

ギャンブル依存症の借金平均額は、調査によって異なりますが


一般的なギャンブル(パチンコなど): 650万円

公営競技(競馬、競輪など): 820万円

オンラインカジノ: 2053万円

というデータもあります。


(こういうデータを載せると

自分はこれより少ないからまだ大丈夫

と思う輩がいるのではないかと不安になります)


アルコール依存症者もギャンブル依存症者も

最初は健全に嗜んでいたのに

一体どの時点から依存症になったのか?


これはおそらく本人にもよくわからないでしょう。

まして家族にわかるはずがありません。


アルコールの場合は見るからに酔っ払ったり

酒害が出たりするので家族もそれなりに気が付きます。

でも酒やギャンブルの借金はそうはいきません。

本人が隠していたら気が付く由もありません。


借金が発覚した時

家族は1回目は肩代わりするものです。

本人の言い分を全面的に信じて

「これで立て直せば大丈夫」

と思うからです。


お金を返せば生活は元に戻ると信じているので

この段階で依存症だと考える家族はほぼいないでしょう。


ただ、依存症であれば

ほどなくまた借金を重ねます。

家族はちょっと違和感を持ちながらも

おそらく「これが最後」と助けるでしょう。


そして3回目にしてやっと

「これは病気かも…」と気付く。

これが一般的な家族が通るルートです。


依存症の知識の有無はあまり関係ありません。

私たちは本人や本人の未来を助けようとしただけ。

家族として助けるのは当然だと思ったのです。

いわば愛なんですよね。


「何故気付かなかったんだ」

と責められることではないのに

それでも気付かなかった自分を責め

肩代わりしたこと後悔し

家族も相応の痛みと苦しみを受けます。


でもそれ、みんなやっちゃってますから。


ギャンブルや飲み代の借金を肩代わりしたことも

借金や飲酒をしないという誓約書を書かせたことも

飲んだ酒の量を毎日こっそりチェックしたことも

督促状が届いていないかガサ入れしたことも。


家族会ではどんな失敗談を話しても

みんなが共感してくれるので

誰もが通った道だとわかります。


だからもう過去の自分を責めることはやめましょう。

あるあるCall

おしゃべりサロン ~家族のお酒のことで困っている方のために~ 「もしかしてアルコール依存症?」 家族のお酒の飲み方で困ったり、心配したり、悩んだりしていませんか? 「うちもそうだよ」「私はこうしているよ」とみんなでおしゃべりする中で何かヒントが見つかるかもしれません 気軽におしゃべりサロンにお出かけください!

0コメント

  • 1000 / 1000