もはやこれまで?&開催報告
9月30日(火)第93回おしゃべりサロンを開催しました(参加者6名)
今回は第5週だったこともあり参加者は少なめでしたが
少なければ少ないなりの盛り上がり方ありまして。
ご出席くださった皆さま、ありがとうございました。
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おしゃべりサロンでは分かち合いの他に
アルコール依存症についての勉強会もしています。
勉強会では敵(アルコール依存症)を知り
本人にどう対応するかを学びます。
不思議なことに、知識を得るだけで
ちょっと落ち着いて本人に対応することが出来ます。
「そんなこと言えない!」と身をよじらせるけれど
それでも帰宅してちょっとやってみて仲間から称賛される。
仲間の顔を思い浮かべると頑張れる。
おしゃべりサロンにはそんな関係性がある一方で
言いっぱなし聞きっぱなしの立ち位置も維持しています。
・断酒の意志がない本人をいつまでサポートするのか
・断酒できない本人との生活をいつまで続けるのか
家族としての幸せのための努力にも限度があります。
「もはやこれまで」と思ったら
次の段階に進むという選択肢が出てきて当然です。
離婚のタイミングは家族自身が決断することです。
ちなみに
「アルコール依存症」だけでは
離婚事由にはなりにくいのですが
飲酒によって生活に深刻な支障が出ている場合は離婚できます。
本人が否認しているので「アルコール依存症」と
診断されていないケースもありますが
下記の行動に証拠があれば
飲酒が原因で生じたことに当たります。
①暴言・暴力
②飲酒による浪費や失業での経済的困窮
③飲酒で家庭の機能が失われることによる家庭環境の悪化や育児放棄
④長期間の別居
暴力を受けたら診断書が証拠となります。
飲酒でお迎えを怠り子どもが不安定になったりしたら
子の福祉を害する監護義務違反として
裁判所はそれを重視するでしょう。
「かもしれんに、人生を賭ける覚悟はできちゅうか?」(朝ドラ「あんぱん」より)
それを考えるタイミングは・・・今でしょ!?
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