もう飲めるようにはならない&開催報告
8月26日(火)第92回おしゃべりサロンを開催しました(参加者8名)
とうとう8月が終わります(まだ暑いけど!)
ご参加くださった皆さま暑い中ありがとうございました。
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お盆明けだからか、夏が暑すぎるからか
分かち合いで語られたエピソードがどれもハードで
頭がクラクラしてしまいました。
中でも一番ショックだったのは・・・
休職からの復職に向け
飲まなくなって1ヵ月経過したアルコール依存症者。
よそ様のアルコール依存症さんでも
断酒できそうだと嬉しいものです。
なんとか頑張ってほしいと心から応援し
ハラハラしながら動向を見守っていました。
アルコール外来ではありませんが
内科への通院は続いていて
ちょうど血液検査の結果が出た時のこと。
「血液検査の結果が良くなったので
お酒も飲めるようになりました。
適度にね」
と家族(妻)にLINEが送られてきたのです。
そしてそれ以来、本人は家族の前でまた堂々と飲むようになりました。
確かにγ-GTPは激減していましたが、それでも3桁。
他の数値にもいくつもチェックがついていて
決して良い結果ではありません。
それより何より
アル依存症になったらもう二度と飲めないこと
まして「適度に」飲めないのがアルコール依存症だということを
もしかしたら本人はご存知ないのでしょうか?
アルコール外来に繋がっていない人
自分をアルコール依存症だと認めていない人
などはアルコール依存症の何たるやについて
知らない可能性があります。
家族の言うことなど聞きゃしないので
アルコール性疾患の患者には
「検査の結果が良くなったとしても
お酒は飲めるようにはなりません」
と内科でもハッキリ言ってほしいものです。
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