任意入院は「自分の足で歩いて」&開催案内

願わくば専門病院に入院してほしいけど

できればアルコール外来を受診するか

せめて精神科かメンタルクリニックに繋がってほしい

と、家族が願っていても・・・そうは問屋が卸しません。


どんなに酷いアルコール依存症者でも

本人がその気にならないと入院はおろか病院にも繋がらないからです。


そうこうしているうちに肝臓を壊して内科へ。


どこをどうみてもアルコール由来の肝硬変だから

退院時に「引き続き依存症専門病院に転院したい」

と、希望しても紹介してもらえないのは何故なのでしょうか?


本来、科をまたいで別の科に転院することは可能なはずですが。


そんなケースで医師から言われることは

「自分の足で歩いて行ってください」


一般的に、精神科の入院は他科にはない「任意入院」です。

本人が入院を希望し、

医師がその必要性を認めた場合に

本人の同意に基づいて行われるものです。 

 

誰かに無理やり連れていかれるのではなく

自分の足で歩いて行く。

つまり本人の意思で行くのが大原則なのです。


精神科の入院形態には他に

家族などの同意で入院する「医療保護入院」

行政が判断して入院させる「措置入院」があります。


これらは強制入院のため、

人権侵害が懸念されるケースが起こらないとも限りません。

そこで入院形態を精神保健福祉法で厳密に規定しているのです。


ただし任意入院は入院が本人の意思なら退院も本人の意思。

アルコール依存症の教育入院は一般的には3ヶ月ですが

本人が退院すると言えば退院できてしまいます。


息子がアルコール外来で入院を勧められた時

「現在満床でしばらくベッドが空きません」と言われましたが

その日のうちに「空きました」と連絡がきました。

自主退院があったのです。


「自分の足で歩いて行ってください」

・・・悔しいけど、教育入院をリタイアしないためには

それが1番重要だということでしょう。


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おしゃべりサロンのご案内

【日時】

7月8日(火)10時ー12時

申し込み不要

託児は事前にご連絡ください。

ご連絡は、本サイト「サロンについて」ページの最後に記載のメールアドレスまで。

*託児は別室で行いますので、お子様の前でしゃべりたくない方もご安心ください。

小さいお子様でそばにいた方がよい場合は、そのようになさってください。

【会場】

稲毛区ボランティアセンター ボランティア 活動室

稲毛保健福祉センター3階

(千葉県千葉市稲毛区穴川4-12-4)

http://www.chiba-shakyo.jp/inage/inage-access/      

*駐車場有

・JR総武線稲毛駅より京成バス「山王町」行き乗車「稲毛区役所」下車徒歩2分

・千葉都市モノレール「穴川駅」下車徒歩7分

【参加費】100円

あるあるCall

おしゃべりサロン ~家族のお酒のことで困っている方のために~ 「もしかしてアルコール依存症?」 家族のお酒の飲み方で困ったり、心配したり、悩んだりしていませんか? 「うちもそうだよ」「私はこうしているよ」とみんなでおしゃべりする中で何かヒントが見つかるかもしれません 気軽におしゃべりサロンにお出かけください!

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