身内に話す? 第76回開催報告
1月28日に第76回おしゃべりサロンを開催しました(参加者8名)
医療機関の情報、スライド(脳科学で理解する依存症)など
盛りだくさんの内容を初参加の方とも共有しました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
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夫(妻、親、子ども)がアルコール依存症だということを
みなさんは誰かに話していますか?
おしゃべりサロンに初めて来た人の多くが
「誰にも話していないので
ここで話せて気持ちが楽になりました」
とおっしゃいます。
友人関係では大っぴらに話している人よりも
隠している人の方が多いような気がします。
かく言う私も
親しい友人に話せたのは本人の断酒が安定してからです。
一番苦しい時期は誰にも話せなかったし、
どうしても打明けたくない友人が今でもいます。
では自分の親兄弟にはどうでしょう?
親には心配かけたくないから言わないとしても
仲の良い兄弟姉妹になら何でも話したくなるかもしれません。
そんな時
「うんうん、そうなんだ」と受け止めてくれる身内がいるのは幸せなことです。
でも私たちの話はあまりにも壮絶なので
聞くのが辛くて「もうムリ」と音を上げられてしまうこともあるでしょう。
変に同情されたり、上から目線で意見されたりするのは
正直言ってキツイし。
「血は水より濃し」と言いますが
私たちの持って行き場のない感情は
同じ経験を持つ仲間の中でさらけ出す方が安全かもしれませんね。
「血はアルコールと混ぜない方がいい」
ってことでしょうか。
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