CRAFT 全く出来ず・・・
あまとうです!
CRAFTは依存症者の家族のための対応テクニック。
・「私」を主語にする
・肯定的な表現
・簡潔、具体的に
・思いやりのある言葉がけ
など
おしゃべりサロンでも何度も取り上げています。
私は、CRAFTは依存症者に限らず、対人関係全般におけるコミュニケーションとして有効だと常々思っていました。
先日、夫がちょっとした病気になったんです。
膀胱炎です(トホホ)。
もう数回目。
熱も38℃越え。
病院に行って抗生物質をもらえば、割と早く熱も下がって症状もよくなるのに、病院に行かない夫。
翌日はバイトがあるというのに・・・。
私はCRAFTの事は頭にありました。
でも全くできなかったんです。
「病院に行って抗生物質もらって飲めばすぐ治るのに、何で病院に行かないの?」
「明日バイト行けなくても知らないからね」
「あのねー、膀胱炎は症状が治まっても抗生物質を最後まで飲まないと、ホントには治んないだよ。知らないの? いつも途中で飲まなくなるじゃん。だから繰り返すんだよ」
最後には
「アル中の時と結局変わんないよね」とも。
夫は「病院には行かない」と布団をかぶり、私との会話は拒否。
CRAFTのダメな例、そのままでした。
CRAFTの実践は、自分の気持ちに相当の余裕がないと難しい、というのが今回の経験を通して感じたことです。
それにしても・・・
夫がアルコール依存症になった頃、私はやってたんですよね。
お酒まみれだった夫に私はさんざん怒り、罵り、怒鳴り続け、疲れ果てた時にCRAFTを知り、やってみたのです。
「絶望の果てのCRAFT」でした。
そこまで追い込まれないと、CRAFTは難しいのでしょうか・・・
ちなみに、
「なんで病院に行かないの?」に対する夫の返事は
「おやじも病院に行かなかった」でした(笑)
お父さん、早死してるよ。
次回のおしゃべりサロンは
12月26日(火)10時ー12時
@稲毛区ボランティアセンター
です!
土曜日おしゃべりサロンもあります!
2024年1月27日(土)13時-15時
@花見川区ボランティアセンター
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