福祉まるごとサポートセンターにて
モリモリです♪
おしゃべりサロンでは
社会福祉協議会の職員・生活支援コーディネーター・ケアマネージャーなど福祉に携わる人たちの見学参加を受け入れています。
というか、割と積極的にお誘いしています。
部屋の隅に見学席を設けるのではなく
同じ輪の中に入って分かち合いにも参加してもらうのですが
中には「実は…」と身近な酒害体験を話す人もいます。
感想を伺うと「家族がこんなに大変だとは思わなかった」と
みんなさん口をそろえて言います。
そして気持ちの分かち合いだけでなく依存症について学び
時にはみんなで大笑いもするおしゃべりサロンの雰囲気を好ましく受け止めてくれます。
一方、サロン参加者に福祉関係者の同席についてアンケートを取ったところ
「家族の現実を知ってほしい」
「職員の理解が深まって良いと思う」
など前向きに考えていることがわかりました。
そして私たちのこの思いは今月開設された「福祉まるごとサポートセンター」に届いていました。
「福祉まるごとサポートセンター」は
福祉に関する様々な困りごとをまるごと受け止め
情報提供したり関係窓口につなげたり
複数の相談先のコーディネートをする機関です。
おしゃべりサロンに2回出席したAさんがこのセンターに異動したのでチラシを持って挨拶に行ったところ
開設から1ヵ月も経っていないのにすでにお酒がらみの相談が数件あったとのことです。
アルコールの相談にはまず市の専門機関を紹介します。
更にAさんはおしゃべりサロンに参加した経験から
「役所のような堅苦しい感じではない場」として
私たちの話もしてくれているようでした。
アルコール依存症者の家族は誰にも話せず
どこに相談していいのかわからない場合が少なくありません。
やっとたどり着いた相談先に家族会に参加した経験があって家族をリアルに理解してくれる職員がいたら。
私なら泣いちゃうかもしれないな。。。
依存症本人もその家族も1人で闘うのはムリ。
おしゃべりサロン以外でもいい。
家族がどこかの自助会に繋がることを心から、本当に心から願っています。
次回のおしゃべりサロンは
11月14日(火)10時ー12時
@稲毛区ボランティアセンター
です
2コメント
2024.04.17 08:23
2024.04.16 09:18