家族の回復 おしゃべりサロンの方針
モリモリです♪
アルコール依存症の伴侶を持つ人に
離婚を考えているのか尋ねることがあります。
これまで「YES」と答えた人がいないのは
私たちにアルコール依存症者の回復を期待する傾向があって
参加者もそのつもりでおしゃべりサロンに足を運ぶからでしょうか。
おしゃべりサロンでは分かち合いだけでなく
アルコール依存症関連について学んでいます。
断酒・減酒・CRAFT・○○療法・依存症者の心理など
飲酒者の回復につながる資料を毎回紹介しています。
治療のための書籍や病院のサイトを情報元にしている以上
そこには「離婚一択」なんていうアプローチはありません。
でも私たちは離婚や別居を否定していません。
個人的には離婚上等。
むしろ何故二の足を踏むのか、と思うことすらあります。
もちろん離婚には心理的葛藤が付きまとうことも理解できます。
その気持ちを整理できれば離れることのハードルは下がるかもしれません。
私たちは家族が飲酒者から離れようとするのなら、その気持ちをサポートしていこうと思っています。
また、自分たち(家族)の回復を考えた時
吐き出した気持ちに共感し、分かち合うだけで
家族は回復していけるのでしょうか?
飲酒者の回復に執着しているうちは家族の回復など出来ない気もします。
でも家族の回復と飲酒者の断酒はきっと両立するはずです。
私たちはそんなアプローチを目指していこうと思っています。
あるあるコールを立ち上げて1年半。
飲酒者の断酒・減酒のことばかり考えていて
立ち位置が少しずれてきていることに気付きました。
家族はもっと自分を労ったりいたわったりしていいし
物理的心理的に飲酒者から離れていい。
家族の回復という視点を忘れないあるあるコールでいようと思います。
次回のおしゃべりサロンは
9月12日(火)10時ー12時
@稲毛区ボランティアセンター
です
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