家族から言われると腹が立つ
あまとうです!
先日の自助会で、断酒中の依存症本人達から
・家族にあれこれ言われると腹が立つだけ
・第三者から言われた方がいい
といった話が出ました。
以前のおしゃべりサロンでのモリモリが用意した資料の中にも
家族に言われると「もっと飲んでやろうと思った」人が高い割合でいるというデータがありました。
第三者として考えられるのは、会社の上司や医者です。
以前参加した市が主催するアルコールミーティングにも、上司に行けと言われたという人がいました。
会社の中には、そこまで関与してくれず、業務上支障のない部署に異動させることぐらいしか対応しないところがあるようですが、
・専門病院で治療しなさい
、入院しなければ出社できない
と強く指示してくれれば家族も本当に助かります。
依存症者は身体のどこかに不調が出て、内科を受診することがよくあります。
酔っぱらって転倒し、外科にかかることも珍しくありません。
わたしの経験や聞いた話で、このような時に、医者が専門病院での治療を勧めることはまれです。
悪い所を治すだけ、もしくは「お酒を控えてください」と言うだけです。
治ったら、元の通り飲み続ける生活に戻ります。
私も、夫の内科、外科での受診の時に、このような「ガッカリ」を経験しました。
でも、今の私が同じ状況になったら、ここで諦めません。
会社の上司や医者に連絡して、こうして欲しいと協力を仰ぐのです。
医者に、受診する前に会うのは難しいでしょうから、
本人の様子(酒量、朝から飲む、どんな困った状況かなど)と希望(入院を指示して欲しい)を書いたメモを準備し、一緒に病院に行き、受付の人に先生に渡して欲しいと頼むか、診察室に入ったら医者に黙って渡します。
いつ医者にかかるかわかりませんから、メモを用意しておく必要がありますね。
うまくいかなかったら、また作戦を練るしかありません。
冒頭の「家族に言われると腹が立つだけ」に戻りますが、
腹が立つのは、家族の言い方(表現)にも原因があることがあります。
治療につながる言い方をおしゃべりサロンで一緒に勉強しましょう!
次回のおしゃべりサロンは
8月22日(火)10時ー12時
稲毛区ボランティアセンター
です!
土曜日サロンもあります!
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