よく来てくれました!

モリモリです♪


「肝機能障害の疑い。要二次検査」となったのは

何を隠そう、酒を飲まない私です。

「肝機能障害」というワードに敏感に反応するのは

アルコール依存症者の家族あるあるでしょうか。


なんか悔しい…と白黒ハッキリさせたくて再採血したところ

「脂肪肝の疑い」で玉砕。

後日「動機づけ支援」の無料受診券が送られてきました。


私には症状はなく、脂肪肝だという認識もありません。

わざわざ動機づけ支援(カウンセリング的なもの)に行く?

忙しいし、何もそこまでしなくても。


でも行ったんです。

無料券だったから(そこ!?)


医師は「モリモリさん、よくいらしてくれました!」と迎えてくれました。

「この程度の数値だとみなさんなかなか来ないんですよ」

と「嬉しい」とか「良かった」を連発。

私の生活習慣や食生活を尊重しながら改善策を提案してくれました。


例えば

「いつも朝ごはんは食べません」と言った時

「そうですか。本当は食べた方がいいんですけど、仕方ないですね」

と朝食抜きを認めてもらったのは初めてだし

「歩くための散歩には興味がない」と言い放っても

「そうか…」と絶句しつつも代替案を示してくれました。


そんな姿勢にほだされて(?)

私も「そのくらいなら出来そうです」と言ったりして。


3か月後までに体重を2キロ落とすことを目標に決めると

「9月1日に電話しますね」と何度も言われました。


あれから3週間で1キロ減。

私の頭には9月1日が強烈にインプットされているし

2キロ以上落としたらきっとドクターは派手に喜ぶだろうな。なんなら3キロやせちゃう?

なんてニマニマする自分がいて、正直「やられた!」と思っています。


そういえば埼玉県立精神医療センターの成瀬暢也医師は

依存症外来に「ようこそ外来」と名付け

「よく来てくれました」というスタンスで患者を迎え入れているそうです。


患者を責めず、治療方針を押し付けず

小さな目標でも達成出来たら喜び

「また来てね」と握手する。


動機づけ支援の面談で

・自分を受け入れて尊重してくれる

・大きな変化を求められない

・行くだけでよろこんでもらえる

・再会を期待される

それが心地良いのは体験済み。


減酒から始めて断酒につながるのだろうか?

と私はこれまで少し懐疑的でした。


でも医師とのコミュニケーションひとつで

3ヶ月で2キロ減の気持ちになれるのですから

あながち無理な話ではないのかもしれません。


次回のおしゃべりサロンは

6月27日(火)10-12時
稲毛区ボランティアセンター

です

あるあるCall

おしゃべりサロン ~家族のお酒のことで困っている方のために~ 「もしかしてアルコール依存症?」 家族のお酒の飲み方で困ったり、心配したり、悩んだりしていませんか? 「うちもそうだよ」「私はこうしているよ」とみんなでおしゃべりする中で何かヒントが見つかるかもしれません 気軽におしゃべりサロンにお出かけください!

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