山口達也氏のインタビュー記事
モリモリです♪
朝日新聞の山口達也さんのインタビュー記事と
デジタル版の全文を読み比べてみました。
(以下、「・」「 」部分は、朝日新聞デジタルからの引用)
記事でカットされた部分には
アルコール依存症本人にしかわからない思考や感覚が書いてあり
本人の気持ちを推しはかる参考になりました。
・異常な行動は突然始まるわけではないので自分では気付かない
・まっすぐ走っているつもりだったのにメチャクチャ蛇行運転している
ブラックアウトして覚えていないどころか
そもそも気が付いていない、認識できていないのですね。
ウチの本人も酔うと呂律が回っていなかったのに
「ちゃんと話していた」と断酒後に回想していました。
再飲酒については
・たぶんコンビニで焼酎を買って飲んだのかなと。それぐらい記憶があいまい
・スリップする時「飲みたい」とか「ばれたらどうしよう」とかそういう発想は飛んでる
・意志が働いていたら飲む前に止まってる
再飲酒の葛藤どころか
飲酒欲求すら超越しているところが興味深いです。
しかし再飲酒後は
・いったいどんなことをしたのかを振り返りました
・もしこうだったらと考え始めると酒をやめる以外はなかった
・どうやってやめたらいいのだろう
・「何で飲むんだろう」「どうなってんだろう自分は」
と自問自答し自分としっかり向き合っている様子が伺えました。
更に、記事でカットされた部分にも
「お酒がやめられるんだったらどんなことでもしようと思っていた」と同じ趣旨の
・酒をやめるためにはどんなことでもしようと1分1秒も無駄にできませんでした
・それでお酒が止まるなら何でもやろうと、私も(オンラインミーティングに)参加することにしました
があり、山口さんの断酒の向かう強い気持ちが伝わってきて私はとても感動しました。
「5年後、10年後、20年後、30年後に
その人の命が助かればいい
その人が誰かを傷つけなければいい」
そう話す山口達也さんの今後の活動を
応援していきたいと思います。
次回のおしゃべりサロンは
5月23日(火)10時-12時
稲毛区ボランティアセンター
です。
土曜日おしゃべりサロンも近づいてきました。
6月3日(土)13時-15時
花見川区ボランティアセンター
です。
0コメント