アルコール依存症で離婚
モリモリです♪
「夫婦の3組に1組が離婚している」
衝撃的な数字ですが
これはその年の結婚と離婚を比較したもので
実際の離婚率とは違います。
離婚率は人口1,000人あたりの年間離婚件数で
1960年0.74
2002年2.3
2015年1.8
と2002年をピークに減少傾向にあります。
ただ配偶者がアルコール依存症の場合の離婚率は
一般よりも高いと言われています。
アルコール依存症の治療には家族の物理的精神的負担が大きく
失職、経済的問題、暴言暴力など
自分自身や家族の人生を守るため
離婚を考えるのは当然の流れです。
・海外の研究では
夫か妻のどちらか一方がアルコール依存症の場合
634組のカップルのうち半分ほどが離婚
・時事メディカルの記事には
取材したアルコール依存症の本人や家族13人のうち
既婚者のすべてが離婚していた
・生きづらさの研究の対象者(それぞれ男性500余人)の離婚経験は
アルコール依存症者12.2%
非アルコール依存症者3.5%
などからもアルコール依存症者の離婚率の高さは容易に想像できます。
協議または調停でお互いの合意が成立すれば離婚できますが
合意できない場合は裁判になります。
アルコール依存症という理由だけで離婚が認められるのは難しいのが現実。
アルコール依存症は適切な治療を受ければ回復する病気だし
夫婦は「同居し、互いに協力し扶助」する義務があるからです。
でもアルコール依存症をきっかけに発生した
失職、経済的問題、別居
これまでの献身的な努力にもかかわらず
離婚を決意するまでに追い詰められしまった経緯
何より暴言・暴力・モラハラ・DVなどは
離婚事由に該当する可能性があります。
できるだけ証拠を残しておくのが大事だそうですよ。
余談ですが(完全に私の独断と偏見による私見)
県別一人当たりの年間飲酒量上位6県のうち
5県の離婚率(その年の離婚/結婚)は40%を上回っています。
う~む。
関係あるや、なしや・・・?
離婚する人もしない人も応援するおしゃべりサロン
次回は
5月9日(火)10時から12時
稲毛区ボランティアセンター
です
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