認知症？

モリモリです♪

父が他界して今年で10年たちました。

仕事帰りは必ず飲み屋をハシゴし

休みの日は朝から酒を飲み

飲んではクダを巻いて暴れ

毎晩母とケンカする。

それでも朝は飲まずに仕事に行きましたが

退職してからは朝から酒びたりで

70も半ばになると父は「ボケたんじゃないか」と言われるようになりました。

暴言、物忘れ、トイレの失敗etc.

母が参ってしまい二進も三進もいかなくなって

父には高齢者施設に移ってもらいました。

当時の私にはアルコール依存症の知識がなく

父のことを認知症の大酒飲みなのだと思っていました。

ところが高齢者施設で酒を飲まない環境になったら

父の認知症的症状は治まっていったのです。

アルコール依存症は脳が委縮して認知機能が衰え

感情のコントロールや冷静な判断ができなくなります。

海馬にも異常が起こって記憶力は低下。

これらの症状は認知症と共通しているので

お酒をたくさん飲む高齢者の場合でも

まずは認知症を疑われるかもしれません

実際、認知症なのかアルコール依存症なのかは判別がつきにくいそうです。

認知機能の低下がアルコールによるものであれば

断酒することによって改善されます。

それが認知症の症状であれば

酒が手に入られない環境になると比較的簡単に断酒できるようです。

もしあの時。

私が父をアルコール病棟に入院させていたら

父はその後も母と一緒に自宅で暮らせていたかもしれません。

いずれにしても断酒を勧めたいおしゃべりサロン

次回は

４月25日（火）10時から12時
稲毛区ボランティアセンター

です