その場から立ち去る 第13回開催報告
あまとうです!
昨日(10月11日)のおしゃべりサロンには、依存症家族6名(主催者2名含む)、支援機関からの見学者1名、受付・託児スタッフ1名の計8名が参加しました。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
アルコール依存症者の暴言に困っている家族の方がいらっしゃると思います。
暴言を「言葉の暴力」と言うように、暴言も暴力の一つです。
立派なDV(家庭内暴力)です。
酔うと理性が効かなくなります。
甘えられる存在である家族に暴言を吐く。
家族はたまったもんじゃありません。
おしゃべりサロンでは、CRAFTの本からの引用として「家族は、暴力をふるう・暴言をはく依存症者から『その場から立ち去る』のが最善の方法」だと紹介したところ、「むーりー」という反応がありました。
一時的に立ち去ったとしても戻った時にそれを責められる
他の家族がいる
離れられる場所がない
・・・
教科書どおりにはいかない現実があります。
わたしの夫は暴力・ひどい暴言はありませんでしたが、言い合いが絶えませんでした。
飲んでばかりの姿を見るのも嫌でした。
物置として使っていた部屋にベッドを移動。
眠りが浅く、隣で寝ていると安眠できないから、という理由を言いました。
夕食が終わったらその部屋に行き、イヤホンで音楽を聴き、リビングのTVの音をシャットアウトして自分の世界に籠り、寝る。
根本的な解決ではありませんが、少しは気が休まる空間に立ち去り自分を保っていました。
何らかの方法が見つかって、立ち去りが成功するのを祈ります。
次回のおしゃべりサロンは
10月25日(火)です
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