たらい回しは勘弁 第11回開催報告
あまとうです!
一昨日(9月13日)おしゃべりサロンを開催しました。
参加者は11名
(依存症家族:7名(主催者2名含む)、支援者:2名、・受付・託児スタッフ:2名)
ご参加いただいた皆様、ありがとうござました。
アルコール依存症者の家族にとって、一番多い悩みは「病院につながらない」ことではないでしょうか?
本人は依存症であることを否認するから「病院なんかに行く必要はない」と言う。
「もしかして・・・」と思っていたとしても、病院に行ったらもう飲めなくなると思うから、行かない。
途方に暮れる家族の中には、役所に相談する方もいらっしゃいます。
依存症の本にも「役所の窓口に相談しましょう」と書かれています。
今回のおしゃべりサロンでは、役所に相談をしたものの部署をたらい回しにされ、結局うやむやになった、という話を聞きました。
勇気を出して相談に行ったのにたらい回しにされたら、行く前よりもショックが大きい。
何とかならないでしょうか。
役所以外にも相談するところはあります。
依存症専門病院に相談窓口を設けている病院があります。
病院の家族会もあります。
家族会にはその病院での治療や入院をしていない場合も参加できる場合があります。
地域の病院のリストは行政のHPに載っていますので、その病院のHPを見たり、問い合わせをしたりすれば、相談窓口などの有無や詳細がわかります。
でも、そこに行ったとしても本人が病院につながるわけではないので、家族の悩みは依然としてあるわけです。
結局は、「底つき」と言われる「本人が『もうダメだ』と思う状態になる」のを待つしかないのでしょうか。
それは家族にとって辛すぎる。。。
飲んだくれる本人を、為す術もなくずっと見ているのは辛すぎる。
そうなると、本人から物理的に離れる場所、精神的にも少しでも離られる場所、いわゆるシェルターが必要なのではないかと思うのです。
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