他人の介在 おしゃべりサロン(第6回)開催報告
あまとうです!
暑いですね。
甘党としてはパフェが食べたいです。
さて、一昨日(6月28日)、6回目のおしゃべりサロンを開催しました。
参加者4名(リピーターさん)と私達主催者2名の計6名でおしゃべりをしました。
毎回お会いしているので、もはや親戚のようになっています。
おしゃべりサロンでは、毎回いくつかの気づきがあります。
今回のサロンでの私の気づきの一つは、
依存症者と家族(私達)の間に、他人(第三者)が介在すること
の重要さです。
第4回のおしゃべりサロンの時に、離れて暮らすアルコール依存症の家族に、ご主人が上手に対応していると話してくれた方がいました。
詳しくは↓
その後、ご主人にどうしてそんな対応ができるのかを聞いたところ、
ご主人は「他人だから」と答えたそうです。
私、ご主人の簡潔で的確なお答えに感動しました。
「他人だから、距離を持って対応できる」ってことなんですね。
ご主人は「巻き込まれていない」とも言えます。
依存症者が、自分の配偶者、親、子供、兄弟の場合、「距離を持って対応すること」「巻き込まれないこと」の難しさは、私自身の経験を考えるとよーくわかります。
距離を持てない家族は「何でそんなに飲むのか」と怒り、「お願いだから病院に行って欲しい」と懇願してしまう。
その言動によって本人が飲まなくなることもなく、病院に行くこともない。
家族は消耗する一方です。
ここに、冷静な「他人」が介在すると、それまで自分だけで抱えていたことを共有できるので、間違いなく気持ちが楽になります。
「他人」の振る舞いを見ると、家族も一歩引いて問題を見ることができるはずです。
「他人」と接する依存症者にもよい影響があることでしょう。
場合によっては「放っておくしかないよ」「離れてもいいんじゃない」となるかもしれません。
もちろん、その「他人」は困っている家族の味方であること。
依存症者の状況を知った上で(普段の様子を見てもらった方がよい)、考えを押し付けるのではなく、寄り添ってくれる人。
アルコール依存症者を擁護する人(例:「酒ぐらい飲ませてあげたらいい」)や家族を責める人(例:「あなたの接し方が悪い」)ではいけません。
「他人」の選択を間違えると、さらに酷い状況になるので見極める必要がありますよね。
私自身は行政には頼りましたが、身近な人に頼ったのは夫の状態がものすごく酷くなってからでした。
我慢しないで、もっと早い段階で相談すればよかったなあと痛感しました。
次回のおしゃべりサロンは
7月12日(火)
です
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