おしゃべりサロン(第5回)開催報告

昨日(6月14日)、5回目のおしゃべりサロンを開催しました。


参加者3名(リピーターさん)と私達主催者2名に加え、福祉機関2か所から3名のご見学者の計8名で行いました。


5月は火曜日が第5週にもあったため、3週間ぶりの開催です。

3週も間があくとやはり話がたまるもので、それぞれの近況報告は普段よりも熱が入り、内容も盛りだくさんだった印象です。


代表のモリモリからは、アルコール依存症の進行、3つの否認、高齢者のアルコール依存症についてパワーポイントを使って説明し、参加者と話し合いをしながら進めました。


*毎回モリモリが用意する資料は、前回話題になって気になったことや、参加者に記入いただく「リクエストシート」に書かれたご要望、参加予定の方の背景などを踏まえて用意されます。


今日の資料・話し合いの中で、私が一番記憶に残ったのが「3つの否認」の中に出てきた「なぜ酒が必要だったのか?」の問いかけでした。


第1の否認:飲酒問題を認めない

(強い酒は飲んでない、毎日飲んでない・・・)

第2の否認:アルコール依存症であることを認めない

(いつでも止められる、たまたま続けて飲みすぎた・・・)

第3の否認:酒以外の問題はない

(酒さえやめれば元通り働ける、酒を止めてるのだからとやかく言われる必要はない・・・)

です。


この第3の否認については、

なぜ酒が必要だったか?

自分を酒に向かわせたものは何か?

酒を飲んで何を得たかったのか?


これらを明らかにして自らの問題を受け入れた時に、酒を必要としない生き方がはじまる、というものです。


参加者は、自身の家族がなぜ酷く飲んでいる(飲んでいた)について話しました。

・職場でよい人間関係を作る難しさからくるストレスの解消

・自己受容ができていない

・企業戦士が定年後の環境を受け入れられなかった

・不安を紛らわす(仕事の不安、孤独からくる不安)

・・・


私の夫は主に「不安を紛らわすためのお酒」でした。

私が「飲みすぎだよ」と言うだけでなく、夫の不安に寄り添えたのではないか、と自問自答しました。



次回は

6月28日(火)

です

(副代表あまとう)

あるあるCall

おしゃべりサロン ~家族のお酒のことで困っている方のために~ 「もしかしてアルコール依存症?」 家族のお酒の飲み方で困ったり、心配したり、悩んだりしていませんか? 「うちもそうだよ」「私はこうしているよ」とみんなでおしゃべりする中で何かヒントが見つかるかもしれません 気軽におしゃべりサロンにお出かけください!

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