どうして私が & 開催案内
依存症支援の分野でよく知られている「CRAFT」は、
嫌がる本人と対立せずに
治療を受け入れやすくする方法として
アメリカで開発されました。
関わり方や環境を整えることで、
約7割前後の人が治療につながったと報告されています。
実際に環境を整える役割を担うのは、
多くの場合、家族です。
そのためCRAFTは
「家族のためのトレーニング」とも言われています。
依存症の家族支援に関わっている方なら
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
私自身も、CRAFT講座の一部を
何度か聞いたことがあります。
ただ、当時の私はアルコール依存症家族として駆け出しの頃。
正直言ってなぜCRAFTが有効なのか
よくわかりませんでした。
「地獄のようなアルコール依存症家庭で、本当にできるの?」
「CRAFTができるのは、どんな家族なんだろう?」
そんな疑問ばかりが浮かんできました。
家族は酒害で傷つき、疲れ切っています。
怒り、虚しさ、絶望感。
被害者はこっちなのに
どうして私が勉強したり、変わったりしないといけないの?
家族ばかりが努力しろと言われるのは理不尽だ。
肯定的に話すだの、アイメッセージだの、無理。
支援を申し出る?
冗談じゃない。
……とてもCRAFTを受け入れる心境にはなれませんでした。
CRAFTを実践するには
そのための「土壌」が必要だと、私は思います。
家族の心が落ち着いていない状態で
本人に働きかけようという気持ちには
なかなかなれません。
まずは家族の回復が最優先。
CRAFTでは「自分にご褒美をあげましょう」と勧められますが
「こんな気分」の時に楽しいことなど考えられないし
やったところで楽しめるとは思えません。
まずは、この「こんな気分」を
少し外に出すことが先です。
誰かに話す。
その人が共感してくれると
言葉はどんどんあふれてきて
胸の中にたまっていたものが
流れ出していくように感じるでしょう。
そうやって「こんな気分」を外に出していくうちに
少しずつ心が落ち着いてきて
「CRAFTを試してみようかな」と思えるかもしれません。
その「誰か」は、家族会にいます。
次回のおしゃべりサロンは
1月26日(火)です。
初めての方もどうぞお気軽に
一度、いらしてみませんか。
*****
おしゃべりサロンのご案内
【日時】
1月26 日(火)10時ー12時
申し込み不要
託児は事前にご連絡ください。
ご連絡は、本サイト「サロンについて」ページの最後に記載のメールアドレスまで。
*託児は別室で行いますので、お子様の前でしゃべりたくない方もご安心ください。
小さいお子様でそばにいた方がよい場合は、そのようになさってください。
【会場】
稲毛区ボランティアセンター ボランティア 活動室
稲毛保健福祉センター3階
(千葉県千葉市稲毛区穴川4-12-4)
http://www.chiba-shakyo.jp/inage/inage-access/
*駐車場有
・JR総武線稲毛駅より京成バス「山王町」行き乗車「稲毛区役所」下車徒歩2分
・千葉都市モノレール「穴川駅」下車徒歩7分
【参加費】100円
0コメント