自己治療仮説 第29回開催報告
あまとうです!
一昨日(5月23日)おしゃべりサロンを開催しました。
参加者は8名(支援者1名、受付・託児スタッフ1名含む)。
雨の中お越しいただいた皆さん、どうもありがとうございました。
今回のモリモリからの情報提供は「自己治療仮説」についてでした。
アルコール依存症は
自分の生きづらさ苦痛を解消するためにお酒を飲み
これを繰り返しているうちに依存症になる
というものです。
「辛さを解消する」「苦痛を避ける」=「自己治療」ですね。
アルコール依存症者への調査結果として
お酒を飲む理由は
「楽しくなれる・気分が良くなる」と回答した割合よりも
「苦しさがまぎれる」の割合の方が2倍程度高かった
ことも紹介されました。
「飲み過ぎだ」「そんなに飲むと身体を壊す」
といった家族の注意や忠告、脅しは効果がなく
背景にあるストレスや生きづらさに意識を向けて、それを取り除く、和らげることをしないとお酒問題は解決しない
ってことですね。
家族は、注意・忠告・脅しを止めることができたとしても
生きづらさの解消には力が及ばないなあ
というのが私の率直な感想です。
しかし、考え方を変えると
家族は、生きづらさの解消には力が及ばないかもしれませんが
注意・忠告・脅しを止めることはできる
とも言えます。
私も夫の飲みが酷かった時に
注意・忠告・脅しをずっとしていました。
私のような方がいらっしゃったら
すごく我慢して、注意・忠告・脅しを止めてみると
何か本人に変化があるかもしれません。
次回のおしゃべりサロンは
6月3日(土)13時-15時
花見川区ボランティアセンター
です。
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