簡潔に言う おしゃべりサロン(第9回)開催報告
あまとうです、こんにちは!
一昨日(8月9日)、9回目のおしゃべりサロンを開催しました(参加者4名+主催者2名)。
うだるような暑さの中、皆さんお集まりいただき、熱く語り合いました。
それぞれの近況報告とそれを受けてのトークが白熱したため、後半の勉強の部分では、前回のおさらい(CRAFTの概要)をし、具体的な方法(『技術編』)に少しだけ触れました。
CRAFTにおける、具体的な接し方のポイントはこれ↓
1.「わたし」を主語にする
2.肯定的に言う
3.簡潔に言う
4.具体的に言う
5.自分の感情に名前をつける
6.支援を申し出る
この中の「簡潔に言う」は、「伝えたいことについてポイントを絞って言う」ということです。
たとえば、依存症者に対して
「あなたの飲み方、最近おかしいよ。以前はビール3本で止めてたのにだんだん増えてきてる。この前なんか、帰ってくるなりシャワーも浴びないで2本飲んで、出てきたらすぐにさらに2本飲んでたじゃん。昨日はそのままリビングで寝ちゃってさ。もう少し量を減らして欲しいなあ。」
この中で伝えたいことはどれか?
最後の「もう少し量を減らして欲しいなあ」ですよね。
でも、その前の言葉によって、言われている依存症者は、ずっと攻められている気持ちになり、耳を塞いでしまいます。
結果として「もう少し量を減らしてほしなあ」は聞いていない、心に留まらないのです。
モリモリの説明に納得でした。
これね、お酒のところを自分の好きなもの・ことに置き換えてみると(出来れば声に出して言ってみる)、言わている人の気持ちがわかります。
でも、腹が立ってるときって、こうなっちゃうんですよね。
CRAFTの実践は結構大変です。
次回のおしゃべりサロンは
8月20日(土)13時ー15時(美浜区ボランティアセンター)
初の土曜日開催です!!
0コメント