否認の病
アルコール依存症は否認の病と言われます。
大酒飲んで暴れたり
大迷惑を巻き散らしたりしても
本人は自分がアルコール依存症であると認めようとしません。
身も心ももう酒なしではやっていけないから
酒を止めることは恐怖でしかないのです。
家族もまた「アルコール依存症の訳がない」と否認しがちです。
「依存症かも?」という不安を
「まさか!」と打ち消し
アルコール依存症であることを認められません。
これが第1の否認。
「酒さえ飲まなければ何も問題ない」と言う本人と
「お酒さえ飲まなければいい人なんです」と言う家族。
第2の否認は
全ての問題を飲酒のせいにしてしまうことです。
依存症になるまで飲み続けたのは何故
飲酒が問題なのではなく
本人が何か苦しみを抱えていたのでは
その苦しみを解決しなければ
酒を飲まなきゃやってらんないような
生き辛い日々は変わりません。
飲酒以外に問題があったことを認めて
生き方を見直し
酒の要らない人生をまた家族と共に!
次回のおしゃべりサロンは
5月10日(火)です
0コメント